鍵っ子もいろいろと思うことがあるんです
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凍る夢


「終わりの惑星のLoveSong」考察
No.6「凍る夢」



「終わりの惑星」における物語であることを念頭に入れる

No.5「無敵のSoldier」に引き続きNo.6「凍る夢」について考えていきます。この曲はアルバム唯一のポエットリーディング曲であり、アルバムの中で最も物語としての特性が際立っていますね。日常を「あたし」から綴られる日記を垣間見る事で徐々にその日常が崩れ、そして凍っていく様を描いています。これは「終わりの世界から」における「桜散る現代」を思い出させますが恐らく別物です。それはこの「凍る夢」における最後のフレーズで分かります。



次目覚めると、ヘッドセットマイクを付けた女性があたしを見下ろしこう告げた
バグが発生しました、と



さてでは恒例となっておりますがこの物語が「終わりの惑星」における物語であることを念頭に入れておきましょう。この彼女が暮らす世界は彼女の記憶喪失の咄嗟の嘘がバグを生み、そのバグの結果彼女は「夢」から目覚めます。そしてヘッドセットマイクを付けた女性が見下ろしていました。これらから連想できるのはこの彼女が日記を綴り続けた日常は仮想現実ではないか、ということです。かつて自分はこの惑星が終わりを迎える事に際して人類が脱する術を二つ推察しました。一つは「ふたりだけのArk」における人々が宇宙へと飛び立つ船を作ることで惑星の外で脱し惑星の終わりの時から目を背けること。もう一つは「Flower Garden」における人々が外界における悪い塵から逃れるため宇宙に飛び立つ「夢」と比較しより現実的な地下へと逃げ込み、外の空気に触れないよう生活をし終わりを迎えようとしている惑星で精一杯生き続ける事こと。そしてこの「凍る夢」における人々は恐らく後者「Flower Garden」における彼らと同様地下で暮らすことを考えていたのではないでしょうか。「ふたりだけのArk」における彼らが宇宙へと発ち新たな居住惑星を見つけたなら仮想現実での生活をする必要はありません。そして地下施設で暮らす彼らは確かに野蛮な生活を送っていましたが、同時にこれまで外界で進んだ科学と知恵を持ち得ました。その理性を持ってして彼らは野性的な生活とは対照的に理性的な生活を求め、地下都市とは別に新たな現実を作り出した。それが仮想現実です。彼らは滅びゆく惑星を目の前にし、その現実からさらに目を背け「夢」を永遠に見続ける事を考えたんです。


日付の間違いに起因する「ドッペルゲンガー」の出現

この物語の軸である「もう一人の彼女」の出現は一体何に起因しているのか、それを考えます。以下「もう一人の彼女」を「ドッペルゲンガー」と称します。それは恐らくこの日記の日付の間違いです。4月と6月は30日までしかありません。正直…この暦の間違いに初見で気づいた方ってどれくらいいるんでしょうか。自分は最初気づけませんでした。それぐらい間違えやすいものなんですよね。ですから彼女が日記を綴る際に間違ってしまってもしょうがないことだと思うんです。しかしその間違いが彼女が好きだった彼に吐いた「記憶喪失の嘘」と同じ月に起こってしまったことが、実はこの世界のバグに起因しています。



4月14日
ホームルームの後、そういや、と彼に振り返られる
名前なんだっけ?何中?  
あたしは名前だけ答えて、
何中かは思い出せない、と答えた
もちろん彼は不思議そうな顔をした
それ以前の記憶がないから、と付け足した
明らかに彼の見る目が変わった
作戦、大成功

4月31日
今日は日曜
彼はあたしの記憶を思い出させるべく、
この町を親切に案内してくれた
なにか思い出せない?と訊かれるが、
あたしは首を横に振る
もちろんぜんぶ知ってる場所なのだけど

5月9日
毎日付け続けている日記を見て、不可解に陥る
昨日も彼と町を歩いたらしい
でもそんな記憶、あたしにはない



この仮想現実世界にバグが発生した境界線は好きな彼の気を引くために記憶喪失の嘘を吐いた4月14日を経て有りもしない4月31日に好きな彼から親切な案内を受け、5月9日にふと毎日綴って来た日記を見て記憶にない彼との町の散策を書いていることに気付き不可解に陥っています。つまりバグが発生したのは少なくとも彼女のドッペルゲンガーが好きな彼と町を歩いていた5月8日以降に原因があるわけです。そしてこの「凍る夢」の歌詞において5月8日以降に何らかの不可解な部分とすれば以下の二つです。

①我々が暮らす現実世界には存在しない「4月31日」の日付を記入したこと
②「記憶喪失のクラスメイトの女性」が「彼」の中で生まれ存在したこと


①については前述のとおりです。彼女は現実に存在しない「4月31日」を表記しこの世界で彼女は「4月31日」を生きたことになりました。そして②の意味は彼が彼女の嘘を信じた、ということです。記憶喪失になったという突拍子もない嘘を彼は彼女の言うとおり鵜呑みにしてしまったんです。しかしこれだけでは実はドッペルゲンガーが生まれる直接の原因にはなり得ません。もう一つ彼女は4月13日に何らかの行動を起こしました。



4月13日
何人かいた中学からの知り合いには、口止めをした
あたしのことを知らないふりをしておいてと



彼女は記憶喪失の振りをする前に中学からの知り合いに振りをすることを口止めしています。「あたしのことを知らないふりをしておいて」と。これも恐らく彼女のドッペルゲンガーを生んだ原因になります。何故なら中学からの知り合いは彼女のことを「記憶喪失のふりをしているクラスメイト」と認識し好きな彼は「記憶喪失のクラスメイト」と認識しているのですから。この世界における「彼女」は「記憶喪失の振りをしている彼女」と「本当に記憶喪失になった彼女」の二人が存在するんです。そして「記憶喪失の振りをしている彼女」は有りもしない4月31日を生きてしまいました。それに対して、彼が嘘を信じたことによって生まれた「記憶喪失になった少女」は4月30日を終え5月1日を生きていたんです。

「少女のドッペルゲンガーが生まれた原因」についてまとめます。彼女のドッペルゲンガーが生まれた原因は以下の三つの要因が考えられます。

①少女が記憶喪失の振りを始め、それを中学からの知り合いは知っていたこと
②少女が吐いた記憶喪失の嘘を好きな彼が信じてしまったこと
③「記憶喪失の振りをした少女」は4月31日を生きたこと


①において「記憶喪失の振りをしている彼女」が生き、②において「本当に記憶喪失になった彼女」が生まれ、③において「記憶喪失の振りをしている彼女」は誤った日付である4月31日を生き、対して「本当に記憶喪失になった彼女」は本当の日付である5月1日を生きたんです。同じ世界に二人同一の人間が生まれた、というのはこの二者(「中学からの知り合い」と「彼」)によって異なる少女の特性(記憶喪失なのは「振り」なのか「本当」なのか)を別々に知っていたために起こった事なんです。


「記憶喪失の振りをした少女」がアイデンティティーを喪失したワケ

ではどうして居場所を失ったのは「記憶喪失の振りをした少女」だったのか、ということ、そしてこの仮想現実世界では一体どちらの少女が本当の「バグ」であったのかを考えます。「居場所を失う」というのを以下「アイデンティティーを失う」と称します。前述の通り二者の少女に対する認識の違いから二人の少女が生きる世界となりました。その内「記憶喪失の振りをした少女」が世界から消えていくような描写が見られます。その原因は恐らく生きていた時間が「正しい」ものだったのか「誤った」ものだったのか、という違いが4月から5月に移る時点で生じていたからです。前述の通り4月31日には暦に存在しません。つまり存在しない時間に「記憶喪失の振りをした少女」は生きていたのですから誤っている偽物つまり「バグ」なんです。正しい日付である5月1日を生きた「本当に記憶喪失の彼女」こそがこの世界では本物なんです。



6月25日
また携帯が鳴る
あたしからだった
邪魔だから消えて!とあたしは叫ぶようにお願いした
すると、あなたの方が偽者なのよ、と返ってきた
偽者って、何?
どうしてこんなおかしなことに巻き込まれるの?
あたしはただ、彼と仲良くなりたかっただけなのに
それだけなのに



「あたし」と「ドッペルゲンガー」が共著した日記として考える

そして世界から本物であると認識された「本当に記憶喪失の彼女」は偽物である「記憶喪失の振りをした彼女」よりも1日だけ先を生きています。何故なら振りをした彼女が4月を生きていたその時間に本当に記憶喪失の彼女は既に5月1日を生きていたのですから。



5月9日
毎日付け続けている日記を見て、不可解に陥る
昨日も彼と町を歩いたらしい
でもそんな記憶、あたしにはない

5月16日
日記を開くと、やはり昨日も彼と町を散策したらしい
そんな気もするが、記憶が曖昧だ…思い出せない…

6月13日
昨日も彼と町を歩いていたそうだ
そんな記憶はない
まるでもう一人のあたしが存在しているようだ



これらには「昨日も」という表記が見られます。これは1日だけ先を生きている「本当に記憶喪失である彼女」が「記憶喪失の振りをしている彼女」よりも先に町を歩いていたからこそ表れる表現です。ですからこれらの日記の部位を書いたのは「記憶喪失の振りをしている彼女」です。前日の出来事が日記につづられているにもかかわらずその出来事を思い出すことが出来ない。それは当然のことです。何故なら記憶喪失の振りをしている彼女はその日町を彼と歩いてはいないのですから。彼と歩いていたのは記憶を本当に失っていたと好きだった彼が認識していた彼女なのです。つまり「本当に記憶を失っている彼女」は「記憶喪失の振りをしている彼女」よりも一日だけ先駆けて物事を行っています。

これらの部位に描かれた「町を歩くこと」は反復的に行われる言わば彼らの時たま行われる日課のようなものなのでしょう。つまり何度行っても彼は不信には思いません。5月8日に「本当に記憶を失っている彼女」が町を彼と歩いた次の日5月9日に再び「彼女」(この場合は「記憶喪失の振りをしている彼女」)と町を歩いても不思議ではありません。しかし「明治神宮への参拝」については二度行うと不信に思われてしまいますよね。ですからこの出来事については「本当に記憶を失っている彼女」「記憶喪失の振りをしている彼女」のいずれか一方の彼女だけが一度だけ行っていると考えられます。ここで提唱しておきたいのが日記は彼女達二人の共著によるものではないのか、ということです。この説は日記中に現れる「らしい」という表記が強く裏付けられています。



6月4日
明日はお寺に行こうと彼が提案した
記憶が戻る祈願をしようと
小さな時から行き飽きていた場所
でも彼となら行こうと思った

6月6日
昨日の日記を読む
彼と明治神宮に行ったらしい
そこでおみくじを引き、彼は大吉、あたしは大凶を引いた
彼の提案で交換したようだが、その行為に果たして意味はあるのか?



これは6月4日の日記を「本当に記憶を失った彼女」が書き6月6日の日記を「記憶喪失の振りをしている彼女」が書いたものです。もし6月4日の日記を「記憶喪失の振りをしている彼女」が書いたなら「記憶喪失の振りをしている彼女」は6月5日に明治神宮へと行きますよね。そして6月6日の日記をどちらかの彼女が書きますが6月6日の内容は「行ったらしい」と非常に伝聞の意が強いものになっており、6月5日に明治神宮へと行った彼女とは別の彼女が書くことが必要になるわけです。。つまり別の彼女とは「本当に記憶喪失になっている彼女」です。しかし「本当に記憶喪失になっている彼女」は「記憶喪失の振りをしている彼女」よりも1日先を生きているためそれなら6月6日に「も」行ったことになるんです。それは前述の通り明治神宮への参拝は毎日行く日課的なものでない以上2度明治神宮へと参拝に行くことは非常に不自然です。この6月5日における明治神宮への参拝はあくまで1回きりでなければならないわけです。となると1日先駆けて生きている「本当に記憶喪失になっている彼女」がその1回の参拝へと向かうのがより自然であると考えます。この事前に彼による提案と約束を持ち且つ一度きりでなければ不信に思われてしまう出来事である「明治神宮への参拝」によって「日記共著説」がはっきりとその形を表します。


記憶喪失の振りをする少女を偽物と決めつける世界の意志



5月31日
放課後、まだなにも思い出せない?と彼に尋ねられる
うん、とだけ答えておく

6月10日
携帯が鳴った
番号は非通知
なぜか出る気になる
出ると相手は、あたしそっくりの声であたしの名を名乗った
相手はあたしに尋ねる
あなたは、誰?

6月20日
昨日は彼とココナッツカレーを食べてご機嫌だったらしい
そんなもの、食べた記憶はない
一体、誰が彼と仲良くしているんだ?

6月24日
知らない女生徒に話しかけられる
うまくいってるみたいね、と不躾に言われる
何のことをこの人は言っているんだ?
分からない
分からない

6月30日
授業とか、上の空
目の前にいる彼に話しかけたい
一体、あなたは誰と遊んでいるの?



反復しておこなわれても不信のない「町の散策」と共著をはっきりと裏付けた前述の「明治神宮への参拝」以外の出来事である5月31日、6月10日、20日、24日、30日についてはその出来事の前後関係を描いているわけでなく、どちらの彼女が書いた日記なのは推し量ることはできません。しかしここで敢えて6月24日の出来事について取り上げて考えてみます。



6月24日
知らない女生徒に話しかけられる
うまくいってるみたいね、と不躾に言われる
何のことをこの人は言っているんだ?
分からない
分からない



実は6月24日はLiSAの誕生日であり自分の誕生日の翌日だから…とかそういう理由で取り上げているわけでは決してありません。この24日の出来事は彼女の知り得ない女生徒から「うまくいってるみたいね」と言われる、というものです。この「うまくいってる」とは何を指すのか。恐らくこれは日記の最初に書かれていた4月13日のことを指すのではないかと考えました。



4月13日
何人かいた中学からの知り合いには、口止めをした
あたしのことを知らないふりをしておいてと



「うまくいってる」というのは恐らく彼女と彼の恋路についての詳細を語っているものです。入学式で一目惚れした彼と積極的に交流を求めるその様が彼女達には「うまくいってる」様に見えたのでしょう。しかしここで考えて欲しいのは、つまり見知らぬ女生徒は「彼女が記憶喪失の振りをしていることを知っている」ということです。彼女が記憶喪失の振りをし口止めしたのは一体誰だったのでしょう。そうです歌詞にある通り「中学からの知り合い」だけです。もしかしたらその知り合い達が高校へ入って出来た友達に口止されたその約束を破って話してしまったのかもしれません。その真実を知っている一人が彼女に話しかけた女生徒です。もしそうなら彼女が「見知らない」のも無理はありません。しかし「うまくいってる」と聞けばさすがに彼女が彼との恋路を指していることに気付きはしないのでしょうか。それなのに彼女は見知らぬ女生徒の「うまくいってるみたいね」の意味を自問自答を繰り返し二度も「分からない」と胸の内にその答えを出しました。これだけを読み取るならこの6月24日の出来事を「本当に記憶を失った彼女」であるとも言えますが、果たして本当にそうでしょうか。自分は、話しかけてきた見知らぬ女生徒は非常に気さくに少女に話しかけたその様子はこれまでの彼女との付き合い長さを感じ取りました。例えば仮に彼女が認識し得ず「見知らぬ」と形容した彼女が記憶を失った少女の中学からの知り合いだった場合に、彼女が女生徒を知らないと認識したのは「本当に知らない」わけではなく「忘れてしまった」ということです。

ではどうして中学からの付き合いがあった知り合いを忘れてしまったのか。それはこの世界で「記憶喪失の振りをしている彼女」がこの仮想現実世界では「本当に記憶を失っている彼女」に対する偽物であり世界のバグであるからです。世界は「記憶喪失の振りをしている彼女」をバグだと認識し、正しい彼女へと戻そうとします。つまり記憶喪失の振りをしている彼女」の記憶を本当に抹消して本物の「本当に記憶を失っている彼女」へと正そうとしているということです。世界の意志が、彼女の記憶を次々と消していきます。世界の意志は偽物である彼女をこの世界から排除しようとします。ただ彼と仲良くなりたかっただけの彼女はその唯一つの願いを叶えるために大切な記憶を犠牲にしました。彼女の意志とは相反する形で。



6月25日
また携帯が鳴る
あたしからだった
邪魔だから消えて!とあたしは叫ぶようにお願いした
すると、あなたの方が偽者なのよ、と返ってきた
偽者って、何?
どうしてこんなおかしなことに巻き込まれるの?
あたしはただ、彼と仲良くなりたかっただけなのに
それだけなのに




世界の限界と彼女達の統合

偽物とされる「記憶喪失の振りをする彼女」と本物とされる「本当に記憶を失っている彼女」が併存するこの世界で再び彼女は間違いを犯しました。有りはしない6月31日を歩もうとしたんです。



6月31日
帰ってくると玄関に出てきた母が青ざめた顔で言った
あなた、今夕飯食べてるじゃない、と
もう帰る場所もなくなった
あたしは家を飛び出した



この6月31日の前後関係を考えてもこの日記を綴った彼女がどちらなのかは分かりませんが、恐らくこれは「本当に記憶を失っている彼女」です。「本当に記憶を失っている彼女」は「記憶喪失の振りをする彼女」のドッペルゲンガーなのですから同じような間違いを犯すことは何ら不思議ではありません。6月31日を綴ったのが「本当に記憶を失っている彼女」であれば「記憶喪失の振りをする彼女」はその1日前である6月30日に生きています。しかし6月31日と6月30日はどちらも次の日は7月1日なんですね。「記憶喪失の振りをする彼女」が4月31日を生き「本当に記憶を失っている彼女」が1日先駆け5月1日を生き世界が崩れた時とは逆です。つまりここで4月31日と5月1日を境界としてずれた二人の時間が重なります。ですからこの日だけは彼女達が二人同時に存在することが可能なわけです。ですからいつもはいなかったはずのもう一人が夕飯を先に食べていたんです。家を飛び出した彼女はその胸の内を日記に綴るのと同様に歌詞へと伝えます。



すべて記憶喪失の嘘から始まった
全部あれのせいだ
あんな嘘、つかなければ良かったんだ
あたし自身が、みんなの中から失われていく
嘘をついてごめんなさい
ごめんなさい
ごめんなさい
ごめんなさい



日付を間違えてしまうことは誰にでもあることだと自分は思います。しかし一度犯した過ちを二度と繰り返すことはありませんでした。彼女はあるはずのないことが書かれた不可解な日記を念入りに見て確認し、気付いたはずです。4月31日は存在しないと。そして同様に6月にも31日は存在しはしないのだと。しかしドッペルゲンガーであったはずの「本当に記憶を失っている彼女」は5月1日から生まれており4月31日を表記するという間違いを犯してはいません。ですから一度間違えた「記憶喪失の振りをする彼女」は6月では30日で終わることに気付いており「本当に記憶を失っている彼女」は6月は30日で終わるものだと気付かず日記に記してしまうんです。「記憶喪失の振りをする彼女」はそれがドッペルゲンガーを生んだ要因の一つとまでは気づかなくても、日付の誤りに気付きそれを意識的に頭に記憶したことは伺えました。

そして6月30日を生きた「記憶喪失の振りをする彼女」と有るはずのない6月31日を生きた「本当に記憶を失っている彼女」は同時に7月1日を迎え、二人に分離していたはずの彼女「達」がまた一つへと統合されます。そしてこれが、この世界における最大のバグでした。そのバグは彼女の描く仮想世界をも破壊してしまいます。そして終わりを迎える惑星では決して叶わぬ恋の感情を知り、一目惚れをした彼と短い時を過ごした彼女の「夢」は凍ってしまいます。覚めた「夢」は叶わぬ「夢」そして「幻」へと形を変えて。



次目覚めると、ヘッドセットマイクを付けた女性があたしを見下ろしこう告げた
バグが発生しました、と。



世界の崩壊と少女の犯した禁忌に類似性を垣間見る

この「凍る夢」における物語は少女の禁忌を発端とし世界を崩壊へと至らしめた「終わりの世界から」における物語に類似性を感じます。麻枝さんのモットーとして恋路におけるズルというのは彼の中で禁忌なのでしょう。しかし「終わりの世界から」における彼女はあの一面灰色の塗れた世界から再び笑顔を取り戻しました。



ある人は忘れた笑顔を取り戻したと



彼女は世界で禁忌を犯したはずなのに、その手にはまだ願った「夢」がありました。そして「夢」は少年との再会という形で笑顔を取り戻し成就を果たしました。ならばこの「凍る夢」における彼女にも「夢」を「幻」として終えない可能性を持ち得ているはずです。それは恐らくこの「凍る夢」から覚める事が出来たこと、なのではないでしょうか。「記憶喪失の振りをする彼女」が6月が30日では終わらず当初誤った通り4月と同様31日まで存在すると思い込んでいたなら、彼女は再びその機会がある時までドッペルゲンガーと表裏を持つ生活を永遠に続けることになったでしょう。もしかしたら日付のズレがズレを呼び、もう修復の利かない重大なバグとなり彼女は「夢」の中でずっと彷徨い続けていたかもしれません。そうならず「夢」から覚める事が出来、再び「夢」を見る機会を得る事が出来ました。再び彼女の思い描く仮想現実へと降り立った時、彼女は胸に誓います。彼に嘘をつかないことを。在りのままの自分を彼に見せるのだと。「凍った夢」で叶わぬ恋を再びこの「夢」で成就させようと。彼女の決意が凍った「夢」に光を照らし、新たな7月1日を彼との恋路という彼女のこの世界で持った「夢」を叶える為の一歩を彼女は再び踏み出します。陽だまりに満ちた彼女の「夢」はもう凍ってなどいませんでした。



4月11日
入学式
いきなり恋をした
決して格好いいひとではないけれど、なんかあたしのツボ



表題「凍る夢」を最後に考える

以上で「凍る夢」の考察は終了です。今までの記事で最も難解で記事がまとまりませんでした。非常に歌詞が巧妙で麻枝さんが良く考えた…というのも頷けます。この物語の舞台が仮想現実であることを裏付けるものとしてヘッドセットマイクを付けた女性以外にも表題が挙げられます。恐らくブックレットの歌詞が途中で切れているため英語訳を読んだ方もいるかと思うんですが、その表題に着目です。「凍る夢」を「Frozen Dream」としていますね。FrozenとはFreezeの過去分詞形でありますから夢は凍らされたもの、そしてFreezeというのはパソコンを扱う我々も頻繁に使いますよね。「パソコンがフリーズした」って。
ブックレットに記載されている歌詞が徐々に薄れていっていたのは、前述した通り世界の意思が世界を正す為に記憶喪失の振りをした彼女の記憶を抹消している過程を物語っているのか、彼らの凍った夢は既に消滅してしまったことを裏付けているのか、それは分かりません。しかし彼女の中にはこの過ちの記憶がなかったことになっているわけではありません。寝ている間に垣間見た「夢」であってもその記憶は残るのです。
よくツイッターでこの日付に誤りがあることに気付いた皆さんが表題を見ておもしろい解釈を持っていたのを見かけたので今回の表題はそれを参考に自らの考察の「夢」について明確化する意味も込めまして『背筋が「凍る夢」から覚めた少女が再び抱く唯一つの温かな夢』としました。次回は「Executionerの恋」です。ご意見・ご感想はお気軽にどうぞ。


【2012/05/10 05:29】 | 終わりの惑星のLoveSong
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brycespeed
こんばんは、brycespeedです。

更新ペース早いですね…
しかもこの文字数ですし、どうやって打たれてるのでしょうか…?
そして考察の正確さが相変わらず素晴らしいです。

今回もこの部分には感嘆させられました。


>しかし6月31日と6月30日はどちらも次の日は7月1日なんですね。


普通に聴いてるだけの人は絶対気づけません。
無論、自分も無理でしたが…


ただ、意外と知られてないのが

4月12日では私は彼の前の席に座っているのですが、
6月30日では私は彼の後ろに座っている。

ということなんですね。
この事実だけでは何ともなりませんが、この曲を完璧に紐解く一つのパーツとして使って頂けるとありがたいです。


ちなみに仮想現実は自分も考えたことなのですが、丁度ソードアート・オンラインに登場するような未来機器(直接神経結合環境システム)を使うと少し説明が楽になるかもしれません。(しかもこの本、麻枝さんも読んでることが分かってます!)


あと英訳に関してなのですが、正直、あまり当てになりません。

終わりの世界からの一節を持ち出しても

I was laughing innocently in the photo.

と写真の中で無邪気に笑ってるのが私になってしまっています…中国語ですとちゃんと主語は「あなた」になっているのですが…
なんとなく違和感のある部分が多く、ニュアンスを正確に表せているのかは微妙なところです。

もちろん、初めての試みということは多大な評価に値すべきですけどね。

それでは、長文失礼致しました!






brycespeed
連投すいません。

席の件ですが、6月30日は疎か、4月14日の嘘をつく前には私と彼の前後関係が変わってましたね。

何故なんでしょう?
ただ単に席替えしたからとかいう理由でなければ良いのですが…(笑)


せれーで
brycespeedさんへ

コメントありがとうございます!!自分は記事を上げる前に先へ先へと書いてますので「無敵のSoldier」について書いてるときには大体作ってました(;^ω^)あんまし連続で投稿しちゃっても一つ一つがすぐ流れちゃう気がして少し間を置いてるんです。

その席が移動している点ですがこれは「ずっと彼女が彼の後ろの席だった」のではないのでしょうか。4月12日では彼女が彼の後ろでなければ隣の男子と話していることはずっと見ることができませんよね。ちらっと見るくらいなら出来るとは思いますけども…。「楽しそうだった」という表現を自分は声色で感じたというより彼の表情を見てそう感じたと解釈しました。4月14日で「そういや」と振り返られたということはやはり彼女は彼の後ろの席ですよね。恐らく4月12日で「まさかの席が後ろ」と描かれているのが彼であると思われたのではないかなと思うんですが「まさかの席が後ろ」になったのは彼女だと思います。ですからそもそもの逆転は起こっていないのではないか、と思うんです。

麻枝さんがソードアート・オンラインを読んでいるんですか…!?驚きです。でも自分は読んでいないんですよね…アニメ化まで待とうかと思ってます。ふむふむ実際仮想現実を生む機器は理屈的には可能だということですね。是非確認しておきたいです。情報ありがとうございます!!

英訳…そんなことになってたんですか。他の曲については英訳を読んではいないんですが少し語弊があるんですね。それは知りませんでした…。またもや情報ありがとうございます!!


せれーで
inoさんへ

情報ありがとうございます。しかしながら自分はこの記事の内容を転載したつもりはありませんし、すべて自分の解釈で書いたつもりです。FC2での投稿時間はいくらでも変更できます。自分は記事を投稿時に合わせて修正してますので構想を練り書き始めたのは「無敵のSoldier」の記事とほぼ同期です。ですが内容に一致があり転載したと思われたならごめんなさい。inoさんが先に見つけられた考察を尊重してください。次の考察も頑張ります。


brycespeed
再びすいませんです。

席の逆転の件ですが、挿絵の右下をご覧ください!私が彼に笑いかけてるものと思われます。

前のコメントで訳文はさほど参考にならないと書いてしまいましたが、またちょっと頼ってみると英語、中国語共に

「彼の席は丁度私の後ろ」

と訳すことができます。
といってもミスである可能性も否めませんが(挿絵が一番有力ではあります)

あと、その他麻枝さんが読んでると確定できるライトノベル達です。ブログも大変面白いので、まだ未読のがありましたら是非。

http://key.visualarts.gr.jp/angelbeats/blog/2009/08/post_16.html

それでは、また(o・・o)/~





せれーで
brycespeedさんへ

うーん…確かに英語訳はそうなってますね…。しかしこちらの英語訳はbrycespeedさんの以前のコメントを見て信用がちょっと…麻枝さんに確認を取らず訳を作った可能性が否定できません(´・ω・`)挿絵におけるこのシーンは恐らく5月31日にて彼が「何も思いだせない?」と聞く場面ですよね。席替えって1ヶ月周期じゃ…ないです(;^ω^)?← 4月12日では自分の返信で記した通り楽しげに話す彼の表情を読み取っていることから彼は彼女の前の席、13日では振り返っている仕草から同様に彼は彼女の前の席、5月31日はbrycespeedさんが挙げた席替えがおこなわれ席が変更された(この5月31日における描写が挿絵右下)、と考えるのが妥当かと思いました。

まさかのソースはAB!開発日記!?そうだったんですか…自分もこれ当初追ってたはずなんですけども…brycespeedさん良く覚えてましたね。麻枝さんの私生活を思いだす意味でもっかい読むのもありかとふと思いました← コメントありがとうございます!!

こんにt(ry
K-Nakamura
こんにちは。
K-Nakamuraと申します。
今回ブログを拝見させて頂いたのですが、実に驚きました。
そう言うのも私自身この「終わりの惑星のLove Song」の考察ブログを書いているのですが、「凍る夢」に関する考察がせれわっちさんの考察とほぼ瓜二つだったんです。
同じような解釈の持ち主の方に出会うことが出来て嬉しい反面、戸惑いを隠せません。

次回の考察も楽しみにしています。


せれーで
K-Nakamuraさんへ

こんにちは初めまして!!URL見る限り↑の人が言ってたブログさんですか?そうでしたらこのような不祥事すいませんでした。自分はこういうことを言われないよう一通り全曲の見通しをあらかじめ練って他の方の解釈をあまり見ないようにはしていたんですが、実際そうなってしまったようで申し訳ないです。自分より先に投稿されていたならそれはK-Nakamuraさんの立派な解釈だと思います。


風見岸
どうも、風見岸です

実に素晴らしかったです、立派な推理小説を読破した気分でした。正直自分はこの曲を普通に聞いてただけなので、まあ、「恋をした少女が記憶喪失の振りをして彼の気を惹こうと思ったらまさか自分のドッペルゲンガーみたいなものが現れ自分の居場所が段々取られてしまった」という大方の物語の筋以外何一つ分からなかった……

ついでですが

4月12日
驚き
まさか席が後ろ

4月14日
ホームルームの後、そういや、と彼に振り返られる

6月30日
授業とか、上の空
目の前にいる彼に話しかけたい
一体、あなたは誰と遊んでいるの?

どう見ても彼女はずっと彼の後ろに座ってたんじゃないか……

実際この曲を始めて聞いたときまず気づいたのはイラストの間違いでした……なぜかこういうどうでもいいところに鋭い自分が悲しい……4月31日なんて重大なバグを全然気づいてないし……


のえる
こんにちは
今回の考察もすばらしかったです!!
仮想現実という設定は薄々感じてましたが
ドッペルゲンガーが生まれた理由までは
分からなかったです
31日に気づくことは全然出来ませんでしたwww

自分も席はずっと彼の後ろだったんじゃないか
と思います

次の考察も楽しみです!!


kyousuke
お初です。
さっそくですが疑問を一つ。
6月31日の件ですが、この日の日記を書いたのが「本当に記憶喪失の彼女」なら二人の彼女が重なるのは7月1日に変わった瞬間であって、本来存在しない6月31日の夕飯に、二人が同時に存在はしていないのでは?

自分の理解力が足りてないだけかもしれないのですが疑問に思ったので・・・。
また、その場合の新しい考察もないので大変申し訳ないです。

読みにくい駄文失礼しました。



K-Nakamura
こんにちは
この度弊ブログで動画を作成いたしました。
感想を頂ければ幸いです。



せれーで
風見岸さんへ

コメントありがとうございます!!自分がこの考察に気付くきっかけは最後の6月31日における彼女が結局自分のもう一人の姿を確認しなかったなという疑問でした。「立派な推理小説を読破した気分」とは的を射た感触ですね!!自分もそんな気持ちです。

自分も歌詞だけを見て考えていたので疑問には思わなかったんですが「凍る夢」におけるイラストで右下の絵だけが彼が彼女の後ろに居る点で疑問が残った…という感じです。恐らくこれは5月31日についての絵だとは思うんですが、世界のバグとこの席の入れ違いに大きな関連はないと自分も思います。

風見岸さんには「Killer Song」において、さらにはメールフォーム他の楽曲におけるコメントにおいても自分の考察よりも的確なご意見を頂けたので今後のコメントでも期待してますよ(´∀`*)ご意見ありがとうございました!!


せれーで
のえるさんへ

コメントありがとうございます!!自分がこの考察に気付くきっかけは最後の6月31日における彼女が結局自分のもう一人の姿を確認しなかったなという疑問でした。それから逆に追っていくと…といった感じですね。素朴な疑問がいつの間にか…!?と書いてるとフツフツと起き上がってくる何かがあったりしますw

のえるさんもずっと彼女は彼の後ろだと思いますか。やはりイラストだけが間違っているということなんですかね。自分も歌詞一点で考えていたので(;^ω^)

あ、なぎさんの「飛べない魔法使い」の演奏楽しみにしてます(´∀`*) 自分は楽器はキーボードを触ったことあるくらいなのでギターには非常に興味があります!!ではでは。


せれーで
kyousukeさんへ

コメントありがとうございます!!初めまして!!彼女達の併存について説明させて頂きます。
まず「本当に記憶を失っている彼女」は「記憶喪失の振りをしている彼女」よりも一日だけ先を生きているのは前述のとおりです。ということは6月31日の時点で日記を書いているのが「本当に記憶を失っている彼女」であれば「記憶喪失の振りをしている彼女」は1日前を生きているのですから6月30日を生きていることになります。しかしこの6月30日と31日は次の日が7月1日である点が共通しています。ですからこの世界においての時間軸は6月30日と31日は同一だと考えられるんです。翌日が7月1日という共通点を持つ30日と31日は表記が違うだけでまったく同一の日付と考えるならこの日にだけ二人の彼女達が同じ場所に居合わせる事が出来ると考える事が出来るわけです。

駄文だなんてとんでもない…。自分もこの点は書いていても読みにくいかなと思って図式化を図ろうとしていたんですけれども、間に合わなくてすいません。以上の説明でご理解いただけたなら幸いです(´∀`*)失礼しました。


ao
考察素晴らしかったです
多分これでほとんど大正解なんだろうなと思います。
帰る場所もなくなったのが本当に記憶を失った少女だと分かった時は驚きました。

数点気になるところをあげます。
最後にバグだと言われたのは統合された少女ということで間違いないでしょうか?
あと二人のやりとりが携帯電話でできたのはどうしてでしょう。
知らない女生徒は彼のことが好きだったのでしょうか

疑問ばかりになってしまいましたが考察はすごく楽しく読ませてもらいました

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コメント
この記事へのコメント
こんばんは、brycespeedです。

更新ペース早いですね…
しかもこの文字数ですし、どうやって打たれてるのでしょうか…?
そして考察の正確さが相変わらず素晴らしいです。

今回もこの部分には感嘆させられました。


>しかし6月31日と6月30日はどちらも次の日は7月1日なんですね。


普通に聴いてるだけの人は絶対気づけません。
無論、自分も無理でしたが…


ただ、意外と知られてないのが

4月12日では私は彼の前の席に座っているのですが、
6月30日では私は彼の後ろに座っている。

ということなんですね。
この事実だけでは何ともなりませんが、この曲を完璧に紐解く一つのパーツとして使って頂けるとありがたいです。


ちなみに仮想現実は自分も考えたことなのですが、丁度ソードアート・オンラインに登場するような未来機器(直接神経結合環境システム)を使うと少し説明が楽になるかもしれません。(しかもこの本、麻枝さんも読んでることが分かってます!)


あと英訳に関してなのですが、正直、あまり当てになりません。

終わりの世界からの一節を持ち出しても

I was laughing innocently in the photo.

と写真の中で無邪気に笑ってるのが私になってしまっています…中国語ですとちゃんと主語は「あなた」になっているのですが…
なんとなく違和感のある部分が多く、ニュアンスを正確に表せているのかは微妙なところです。

もちろん、初めての試みということは多大な評価に値すべきですけどね。

それでは、長文失礼致しました!



2012/05/10(Thu) 20:37 | URL  | brycespeed #-[ 編集]
連投すいません。

席の件ですが、6月30日は疎か、4月14日の嘘をつく前には私と彼の前後関係が変わってましたね。

何故なんでしょう?
ただ単に席替えしたからとかいう理由でなければ良いのですが…(笑)
2012/05/10(Thu) 22:12 | URL  | brycespeed #-[ 編集]
brycespeedさんへ

コメントありがとうございます!!自分は記事を上げる前に先へ先へと書いてますので「無敵のSoldier」について書いてるときには大体作ってました(;^ω^)あんまし連続で投稿しちゃっても一つ一つがすぐ流れちゃう気がして少し間を置いてるんです。

その席が移動している点ですがこれは「ずっと彼女が彼の後ろの席だった」のではないのでしょうか。4月12日では彼女が彼の後ろでなければ隣の男子と話していることはずっと見ることができませんよね。ちらっと見るくらいなら出来るとは思いますけども…。「楽しそうだった」という表現を自分は声色で感じたというより彼の表情を見てそう感じたと解釈しました。4月14日で「そういや」と振り返られたということはやはり彼女は彼の後ろの席ですよね。恐らく4月12日で「まさかの席が後ろ」と描かれているのが彼であると思われたのではないかなと思うんですが「まさかの席が後ろ」になったのは彼女だと思います。ですからそもそもの逆転は起こっていないのではないか、と思うんです。

麻枝さんがソードアート・オンラインを読んでいるんですか…!?驚きです。でも自分は読んでいないんですよね…アニメ化まで待とうかと思ってます。ふむふむ実際仮想現実を生む機器は理屈的には可能だということですね。是非確認しておきたいです。情報ありがとうございます!!

英訳…そんなことになってたんですか。他の曲については英訳を読んではいないんですが少し語弊があるんですね。それは知りませんでした…。またもや情報ありがとうございます!!
2012/05/11(Fri) 18:54 | URL  | せれーで #-[ 編集]
inoさんへ

情報ありがとうございます。しかしながら自分はこの記事の内容を転載したつもりはありませんし、すべて自分の解釈で書いたつもりです。FC2での投稿時間はいくらでも変更できます。自分は記事を投稿時に合わせて修正してますので構想を練り書き始めたのは「無敵のSoldier」の記事とほぼ同期です。ですが内容に一致があり転載したと思われたならごめんなさい。inoさんが先に見つけられた考察を尊重してください。次の考察も頑張ります。
2012/05/11(Fri) 19:01 | URL  | せれーで #-[ 編集]
再びすいませんです。

席の逆転の件ですが、挿絵の右下をご覧ください!私が彼に笑いかけてるものと思われます。

前のコメントで訳文はさほど参考にならないと書いてしまいましたが、またちょっと頼ってみると英語、中国語共に

「彼の席は丁度私の後ろ」

と訳すことができます。
といってもミスである可能性も否めませんが(挿絵が一番有力ではあります)

あと、その他麻枝さんが読んでると確定できるライトノベル達です。ブログも大変面白いので、まだ未読のがありましたら是非。

http://key.visualarts.gr.jp/angelbeats/blog/2009/08/post_16.html

それでは、また(o・・o)/~


2012/05/11(Fri) 20:06 | URL  | brycespeed #-[ 編集]
brycespeedさんへ

うーん…確かに英語訳はそうなってますね…。しかしこちらの英語訳はbrycespeedさんの以前のコメントを見て信用がちょっと…麻枝さんに確認を取らず訳を作った可能性が否定できません(´・ω・`)挿絵におけるこのシーンは恐らく5月31日にて彼が「何も思いだせない?」と聞く場面ですよね。席替えって1ヶ月周期じゃ…ないです(;^ω^)?← 4月12日では自分の返信で記した通り楽しげに話す彼の表情を読み取っていることから彼は彼女の前の席、13日では振り返っている仕草から同様に彼は彼女の前の席、5月31日はbrycespeedさんが挙げた席替えがおこなわれ席が変更された(この5月31日における描写が挿絵右下)、と考えるのが妥当かと思いました。

まさかのソースはAB!開発日記!?そうだったんですか…自分もこれ当初追ってたはずなんですけども…brycespeedさん良く覚えてましたね。麻枝さんの私生活を思いだす意味でもっかい読むのもありかとふと思いました← コメントありがとうございます!!
2012/05/11(Fri) 20:41 | URL  | せれーで #-[ 編集]
こんにt(ry
こんにちは。
K-Nakamuraと申します。
今回ブログを拝見させて頂いたのですが、実に驚きました。
そう言うのも私自身この「終わりの惑星のLove Song」の考察ブログを書いているのですが、「凍る夢」に関する考察がせれわっちさんの考察とほぼ瓜二つだったんです。
同じような解釈の持ち主の方に出会うことが出来て嬉しい反面、戸惑いを隠せません。

次回の考察も楽しみにしています。
2012/05/11(Fri) 22:43 | URL  | K-Nakamura #-[ 編集]
K-Nakamuraさんへ

こんにちは初めまして!!URL見る限り↑の人が言ってたブログさんですか?そうでしたらこのような不祥事すいませんでした。自分はこういうことを言われないよう一通り全曲の見通しをあらかじめ練って他の方の解釈をあまり見ないようにはしていたんですが、実際そうなってしまったようで申し訳ないです。自分より先に投稿されていたならそれはK-Nakamuraさんの立派な解釈だと思います。
2012/05/11(Fri) 23:10 | URL  | せれーで #-[ 編集]
どうも、風見岸です

実に素晴らしかったです、立派な推理小説を読破した気分でした。正直自分はこの曲を普通に聞いてただけなので、まあ、「恋をした少女が記憶喪失の振りをして彼の気を惹こうと思ったらまさか自分のドッペルゲンガーみたいなものが現れ自分の居場所が段々取られてしまった」という大方の物語の筋以外何一つ分からなかった……

ついでですが

4月12日
驚き
まさか席が後ろ

4月14日
ホームルームの後、そういや、と彼に振り返られる

6月30日
授業とか、上の空
目の前にいる彼に話しかけたい
一体、あなたは誰と遊んでいるの?

どう見ても彼女はずっと彼の後ろに座ってたんじゃないか……

実際この曲を始めて聞いたときまず気づいたのはイラストの間違いでした……なぜかこういうどうでもいいところに鋭い自分が悲しい……4月31日なんて重大なバグを全然気づいてないし……
2012/05/12(Sat) 01:34 | URL  | 風見岸 #-[ 編集]
こんにちは
今回の考察もすばらしかったです!!
仮想現実という設定は薄々感じてましたが
ドッペルゲンガーが生まれた理由までは
分からなかったです
31日に気づくことは全然出来ませんでしたwww

自分も席はずっと彼の後ろだったんじゃないか
と思います

次の考察も楽しみです!!
2012/05/12(Sat) 23:32 | URL  | のえる #pMVQkG7U[ 編集]
お初です。
さっそくですが疑問を一つ。
6月31日の件ですが、この日の日記を書いたのが「本当に記憶喪失の彼女」なら二人の彼女が重なるのは7月1日に変わった瞬間であって、本来存在しない6月31日の夕飯に、二人が同時に存在はしていないのでは?

自分の理解力が足りてないだけかもしれないのですが疑問に思ったので・・・。
また、その場合の新しい考察もないので大変申し訳ないです。

読みにくい駄文失礼しました。
2012/05/13(Sun) 08:30 | URL  | kyousuke #ulYx6Mu6[ 編集]
こんにちは
この度弊ブログで動画を作成いたしました。
感想を頂ければ幸いです。
2012/05/13(Sun) 15:32 | URL  | K-Nakamura #-[ 編集]
風見岸さんへ

コメントありがとうございます!!自分がこの考察に気付くきっかけは最後の6月31日における彼女が結局自分のもう一人の姿を確認しなかったなという疑問でした。「立派な推理小説を読破した気分」とは的を射た感触ですね!!自分もそんな気持ちです。

自分も歌詞だけを見て考えていたので疑問には思わなかったんですが「凍る夢」におけるイラストで右下の絵だけが彼が彼女の後ろに居る点で疑問が残った…という感じです。恐らくこれは5月31日についての絵だとは思うんですが、世界のバグとこの席の入れ違いに大きな関連はないと自分も思います。

風見岸さんには「Killer Song」において、さらにはメールフォーム他の楽曲におけるコメントにおいても自分の考察よりも的確なご意見を頂けたので今後のコメントでも期待してますよ(´∀`*)ご意見ありがとうございました!!
2012/05/13(Sun) 16:10 | URL  | せれーで #-[ 編集]
のえるさんへ

コメントありがとうございます!!自分がこの考察に気付くきっかけは最後の6月31日における彼女が結局自分のもう一人の姿を確認しなかったなという疑問でした。それから逆に追っていくと…といった感じですね。素朴な疑問がいつの間にか…!?と書いてるとフツフツと起き上がってくる何かがあったりしますw

のえるさんもずっと彼女は彼の後ろだと思いますか。やはりイラストだけが間違っているということなんですかね。自分も歌詞一点で考えていたので(;^ω^)

あ、なぎさんの「飛べない魔法使い」の演奏楽しみにしてます(´∀`*) 自分は楽器はキーボードを触ったことあるくらいなのでギターには非常に興味があります!!ではでは。
2012/05/13(Sun) 16:15 | URL  | せれーで #-[ 編集]
kyousukeさんへ

コメントありがとうございます!!初めまして!!彼女達の併存について説明させて頂きます。
まず「本当に記憶を失っている彼女」は「記憶喪失の振りをしている彼女」よりも一日だけ先を生きているのは前述のとおりです。ということは6月31日の時点で日記を書いているのが「本当に記憶を失っている彼女」であれば「記憶喪失の振りをしている彼女」は1日前を生きているのですから6月30日を生きていることになります。しかしこの6月30日と31日は次の日が7月1日である点が共通しています。ですからこの世界においての時間軸は6月30日と31日は同一だと考えられるんです。翌日が7月1日という共通点を持つ30日と31日は表記が違うだけでまったく同一の日付と考えるならこの日にだけ二人の彼女達が同じ場所に居合わせる事が出来ると考える事が出来るわけです。

駄文だなんてとんでもない…。自分もこの点は書いていても読みにくいかなと思って図式化を図ろうとしていたんですけれども、間に合わなくてすいません。以上の説明でご理解いただけたなら幸いです(´∀`*)失礼しました。
2012/05/13(Sun) 16:22 | URL  | せれーで #-[ 編集]
考察素晴らしかったです
多分これでほとんど大正解なんだろうなと思います。
帰る場所もなくなったのが本当に記憶を失った少女だと分かった時は驚きました。

数点気になるところをあげます。
最後にバグだと言われたのは統合された少女ということで間違いないでしょうか?
あと二人のやりとりが携帯電話でできたのはどうしてでしょう。
知らない女生徒は彼のことが好きだったのでしょうか

疑問ばかりになってしまいましたが考察はすごく楽しく読ませてもらいました
2012/08/16(Thu) 21:25 | URL  | ao #Scvb2jZI[ 編集]
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