鍵っ子もいろいろと思うことがあるんです
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とある海賊王の気まぐれ


「終わりの惑星のLoveSong」考察
No.8「とある海賊王の気まぐれ」



忌わしい故郷に抱く少女の想い

No.7「Executionerの恋」に引き続きNo.8「とある海賊王の気まぐれ」について考えていきます。物語は「あたし」が家族を失った土地を一人離れ、小さな船を漕ぎ大海原へと旅立つところから始まります。まず焦点を当てたいのがこの「あたし」がかつて住んでいた故郷についてです。彼女の故郷について紐解く記述は次の3箇所です。



あたしは家族を失った土地を捨て
ひとり海へ

帰り血浴びた奴らが食料抱え戻ってきた
仲間になれたと思ってたのに 泣きながら
操舵室に駆け込み舵取り船を走らせた 岩壁に向け

義手の冷たい手のひらがあたしの頬を叩いていた
「生きるための犠牲だ」
でもそれは不公平だ 弱い者いじめだと言うと



まず彼女はこの故郷で親愛の家族を失っています。そして海賊団の一人として働き始め、ある日彼らが他の海賊船を襲撃し命を賭してまで食糧を奪って帰ってきます。すると彼女は彼らを仲間だと思うことを止め岸壁へと舵を向けました。彼らの行為は「不公平だ、弱い者いじめだ」と言い放って。これは少し少女の行動が過剰のような気が自分はしました。それを根拠にこれが「家族を失った」少女の伏線回収なのではないかと自分は考えました。惑星の終わりがもたらした「不公平」を少女は一身に受け、そして大切な家族を失いました。その咎は誰に責められるものでもありません。ですから彼女は「公平」を求めて大海原へと旅立ったわけです。海賊というものがどんな職業なのか、少女にだって知識はあったでしょう。しかし少女は海賊団への入隊を決意したのは何故なのか。「不公平」の象徴だったのではないのか。いいえ、少なくとも少女が出会ったその時の海賊にそれを感じる事はなかったのでしょう。何故なら、海賊たちはどこの人間とも知れない「あたし」を咄嗟な決意であったはずの入隊を許可したのですから。



嫌だ! あんな忌まわしい場所など二度と帰るもんか
ここで働かせてくれませんでしょうか!



彼ら海賊達には彼女の求める「公平さ」が確かに存在しました。ですから少女は思ったんです。この人たちは私の知っている海賊ではない…ただ海賊を名乗って恰好をつけているだけの、本当は優しい人。終わりを迎えるこの世界でただ仲間と団結を欲した集団であったのだと。だからこそ「公平さ」を持ち私の入隊を許可してくれたのだと彼らの愛情を少女は一身に受けました。忌わしい故郷で失ってしまった大切な家族に代わるその愛を。



海賊なんて名乗って格好だけつけてる優しい人
あたしもよく可愛がられた



狂った世界で手を取り合うことを知った彼ら

この物語が「終わりの惑星のLoveSong」として伝えた大きな枠組みは「手を取り合うこと」でした。これまでに描かれた7つの物語はすべて愛する互いの男女が手を取り合うことが大枠として描かれてきましたが、この「とある海賊王の気まぐれ」では「海賊」という大きな団体として手を取り合うことが大きく描かれています。その対比として最初少女が呪われた故郷から脱した際の一艘の船と海賊団の乗る船とが挙げられます。



一艘の船を勝手に借りて漕ぎだした
波が荒れ 死ぬかと思った

海賊船はどんな波にも負けない 揺るがない



少女はこの終わりを迎える惑星での生き方を知りました。一人では波が少し荒れただけでも死ぬような思いをしなくてはならなかったけれども、仲間たちとなら海賊団であるならどんな波が来ても揺るぎはしませんでした。この終わりの世界…いいえ終わりを迎える以前のその世界でだって、誰もが助けを求め、互いを支え合う「仲間」というものが存在していたはずです。そんな「当たり前」までもこの惑星の終わりは彼ら人類から奪い去っていきました。自らの生命だけを考え明日を生き、その次の日には生き絶えてしまうかもしれない過酷な現実が常にその目の前に立ちはだかります。しかし自らと同じ夢を打ち砕く惑星がもたらした「不公平」を打破すべくどこまでも「公平」を求める彼らとなら生きていけると、そう彼女は思ったのでしょう。


協力する彼らの中に生まれた別の生き方



でも奴らは船を見つけると
容赦なく襲い始めたんだ



物語はこのフレーズから一変します。少女が信じた「理想の彼ら」が打ち砕かれた瞬間でした。この海の世界における海賊というのは彼らだけのことではありません。今日を生きようと他の海賊を襲う明確な「敵」が存在しました。我々が生きるこの惑星と大きく異なり、綺麗事だけでは生きていけない世界になってしまったからこそこの惑星を「終わりの惑星」と呼ぶのでしょう。彼ら海賊たちは明日を生きるための食糧を強奪するため他人の船を襲撃します。明日を生きる自らの命を得るために、自らの命を賭して。その帰り血を浴びた「仲間」を見て、少女はひどく嘆きました。何故なら、彼ら海賊はどこまでも「公平」を求める「仲間」ではなかったのですから。



仲間になれたと思ってたのに 泣きながら



この一連の少女とその「仲間」である海賊を取り巻く流れは今の現代社会においても言える事です。自分達の傍にいる知り合いを全員「友達」と大きな枠組みで取り囲みますが、その種類はまた大きく分かれるでしょう。趣味で繋がる「仲間」、部活で繋がる「仲間」、会社で繋がる「仲間」といった感じに。そしてそのカテゴライズされた「仲間」の枠組みの中でも派閥は存在します。部活で繋がった「仲間」と趣味で対立してしまったり、趣味で繋がった「仲間」と会社で対立してしまったり。この海賊団という枠組みにおいてその曖昧ながらもはっきりとした彼らの「生き方」に対する考え方による派閥と相違が生まれています。どこまでも「公平」を求めるたった一人の少女と、生きるための犠牲を「仕方ない」と一蹴するその墓の海賊団員。


弱さを覆す団結する力

それに気付いた少女が取ったある行動は、ひどく狂った…それこそこれまで語られた物語で決して許されることのなかった重大な禁忌です。同時に麻枝さんがこれまでの作品でずっとずっと大きなテーマとして挙げてきたその禁忌。少女は仲間の海賊諸共、岩壁へと向かい自ら命を絶とうとしました。


操舵室に駆け込み舵取り船を走らせた 岩壁に向け



「ふたりだけのArk」における少年が少女に折れない強さを、その楽観した無垢な生き方を、自らの命を持ってして教えることで食い止めたその行為。「Flower Garden」における少年と少女が明日を懸命に生きるために終わりを迎えるはずの惑星でささやかな夢をその胸に抱くことで食い止めたその行為。麻枝さんはどの物語においても、この過酷な世界で自ら命を絶つ「自殺」を決して許しはしませんでした。彼の描く物語は非常に独創的で、それでいて持った大きな芯となる大きなテーマは揺るいではいません。



本当はぼくのほうがたくさんのことを学んだ旅だったかもしれない
夢を抱く無垢な心 わずかな希望でも信じる思い 折れない強さ

いつかきみは話した 本物の花を見てみたいと珍しく

きみをどうにかして外に連れ出せたらな
そしてふたりで歩けたらそれだけでもういい



しかしその行為は海賊王である船長から力でもって阻止されました。鋼の義手で頬を叩き、彼らの海賊行為を肯定します。「生きるための犠牲」なのだと。彼らの死の上に我々の生が成り立っているのだと。かつての死刑執行人達が紡いだその物語における「見せしめ」の死とひどく類似した世界を見出しました。彼ら「見せしめ」の死があってこそ、民衆達は非難する対象を持ち続け、あの世界でかろうじて理性を持ち合わせる事が出来ました。



義手の冷たい手のひらがあたしの頬を叩いていた
「生きるための犠牲だ」



少女は海賊王の言葉を否定しました。「でもそれは不公平だ 弱い者いじめだ」と。彼女が忌わしい故郷から求めたどこまでも続く「公平さ」が彼らからは欠如していました。彼らの行うその海賊行為は唯の弱い者いじめに過ぎないのだと、真っ向から彼らの生き方を否定しました。それはこの世界であろうと決して間違いではないのでしょう。彼らの海賊行為を強く肯定することはできませんが、完全に否定することだって出来ません。彼らの海賊行為を否定したなら、それはこの海で飢え死にしろと言っているも同然なのですから。すると押し黙った海賊王は、彼女に見せつけました。彼の痛々しいその体を。



「じゃあこれでどうだ」と服を脱ぎ捨てた



海賊王として堂々としていたはずの彼の体の半分はぼろぼろの鉄で出来ていました。王としての貫録はその痛々しい鉄の体を覆い隠すことで今まで成り立ってきたものだったのでしょう。そして彼は彼女のために言葉を紡ぎます。



その体の半分はぼろぼろの鉄で出来てた
「俺も弱い者だ



海賊の王として君臨する彼とて弱者でありました。彼一人でこの船を動かすことはできないのだし、大きな他の海賊船から食糧を奪うこともできないのですから。彼は「王」としての称号を持っているからこそ強者としてそこに居座ることが出来ました。その「王」の称号は「海賊」という団体が存在しなければそもそも存在しません。ですから彼一個人は一人の人間に過ぎないのだと、弱者に過ぎないのだと、言っているわけです。もちろん彼の体の半分はぼろぼろの鉄で出来ており、その個人の能力としては他の団員よりもむしろ劣っているのかもしれません。海賊の誰もが、広く言えば人間の誰もがこの世界では弱者として存在します。しかし弱者同士が手を取り合い「仲間」を形成し、団結し合えたなら、この滅びゆく惑星でも強く生きていきていくことができるんです。しかし前述の通り、形成したその「仲間」同士にあっても派閥や対立、意見の相違は存在します。恐らくこの海賊王も海賊達のその行為に強く肯定出来ずに居たのでしょう。しかし、そこで表れたのが厨房係の少女でした。彼女は忌わしい故郷で知ったこの惑星の「不平等」に対してすべてを否定しました。その揺るぎない否定が、彼にとって非常に心地の良いものだったのかもしれません。そしてその真っ直ぐ生きようとする瞳に彼は愛情を抱いていたのかもしれません。だからこそ、たった一人どこまでもこの世界に「公平」を求めるその少女にだけ、彼は提案を打ち出します。



なあこれからはひとりでやってこうと思うんだが
 この様だ…連れが必要だ
 ちょうどいい おまえがついてきてくれないか」



この過酷な現実を抱く惑星での生き方を彼らは知りました。それは弱者が互いに手を取り合い、「仲間」を求め合うこと。そしてその「仲間」であっても必ず個々の意見の相違が存在するということ。そのすべてを知った彼らは「同じ公平さを求める仲間」として手を取り合うことを考えました。その想いが愛へと移っていくのは、彼らの乗った小さめの船の進みと同様本当にゆっくりと、なのでしょう。しかしながら、彼らの船は強大な海賊船よりもより強固な力を持っています。彼らの正しさを一身に持ち、彼らが愛を育む優しさに満ちた箱舟なのですから。彼らはいつかどこまでも「公平な世界」を求めて沖へと進んでいきます。いつ見れるとも知れない朝の光へと。


ふたりを乗せた小さめの船がゆっくり沖へと進んでく
朝の光へと



表題「とある海賊王の気まぐれ」を最後に考える

以上で「とある海賊王の気まぐれ」の考察は終了です。個々の物語の繋がりをこの辺に来てひしひしと感じてきているのではないでしょうか。麻枝さんがどの物語でも必ずと言っていいほど挙げる「自殺の全否定」をこの物語では少しだけ垣間見る事が出来ましたね。それはもちろん挙げた「ふたりだけのArk」においても「Flower Garden」においても伏線を張っていたつもりです。「夢」を「幻」へと変えてしまう惑星の宿命を知っていてもなお抱かずにはいられない夢、それが皮肉にも彼らの生きる糧と成り得る醜い惑星。「終わりの惑星のLoveSong」はこの終わりの惑星という舞台が非常に興味深い部分です。それを語るのは個々13の物語を語り終えたその時に。この海賊王と食事係の少女を巡る物語は、すべてがすべて偶然の賜物でした。もし彼女が漂流しなかったら、もし海賊団員が彼女の入隊を許さなかったら、忌わしい故郷における想いを胸に帰り血を浴びた団員を見て悲観の意を表さなかったら、彼女の揺るぎない否定に海賊王が心を揺れ動かさなかったら…この物語は成就し得ませんでした。彼が彼女と生きる道を選んだのもやはり偶然。もしかしたらずっと海賊として他の団員と暮らし惑星で絶えていたのかもしれません。しかし彼が彼女を選んだのは「気まぐれ」でしかなかったのでしょう。しかしそんな彼の「気まぐれ」がこの荒れ果てた惑星でも果てしない、しかし愛に溢れた優しさを彼らが育む機会を得る事が出来たのは確かです。今回の表題は『「とある海賊王の気まぐれ」に始まった支え合う彼らの恋路』としました。次回は「雪の降らない星」です。ご意見・ご感想はお気軽にどうぞ。


【2012/05/27 20:52】 | 終わりの惑星のLoveSong
トラックバック(2) |


brycespeed
どうもbrycespeedです。コメント遅くなってすいません。
とある海賊王の気まぐれ、考察お疲れ様でした!

海賊王はやはり、最後が意見が割れるところですよね。


自分は海賊王とあたしによる「緩やかな自殺」だと考えています。
そもそも2人で海賊としてやっていくのは無理がありますし…
トラック2,7,9と同様のこと(今を幸せにして、未来を諦めた)を二人でしたとのかなと。

ただ、「朝の光」は悲しいワードではないと考えています。
一応、自分的には朝=明日=来世という意味で捉えて、来世への希望だと思っています。
他の曲でいうと「蒼の夢」のラストの方「春の日差し」という言葉に置き換えられるのではないでしょうか?

文章が下手で申し訳ないです。
それでは、また次も期待してます!

P.S  この曲の戦闘シーン2分39秒辺りに叫んでる声が某ヒゲのおっさんにしか聞こえないのですが、せれーでさんは如何ですか…?




せれーで
brycespeedさんへ

コメントありがとうございます!!海賊王はアルバム全体の曲の1つである役割?という繋がりが一番見出せない曲ですね。独立した曲なイメージが強いです。

二人での旅立ちがたとえ緩やかであったとしても「自殺」では決してないと自分は思います。自ら命を絶つその行為は麻枝さんがすべての作品を通して貫いているポリシーのようなものだと捉えていますから。ですが確かに彼らがこのまま惑星の終わりまで生きていられたかというと疑問ではあります。そうですね。brycespeedさんのおっしゃる通り惑星の破滅に関係なく今を幸せに過ごす非常に前向きな彼らの共通した生き方に由来するものなのだと思います。

語弊があったのならすいません。自分は「朝の光」へと向かうことを後ろ向きな意味合いで書いたつもりはありませんでした。自ら命を絶たず愛する二人で過ごすその時間は見えるとも分からない「朝の光」へと向かうその過程が永遠であるかのような表現であると捉えています。来世への希望…確かにそれはおもしろい考えですね。「今」を精一杯生きようとする彼らの生き方にも少なからず合致します。この海賊王の世界で日というものが照らされていたのかが分からないんですよね。「きみのairplain」では太陽が地を照らしているということはないようですが、果たして同一の惑星での物語と考えていいのか。

え!?ぼ、某ヒゲのおじさんというのは赤い帽子をかぶった彼、でしょうか...この声は女の人の声なのかなぁ....と思っていたのでおっさんの声....ですかね(;^ω^)?? ちなみに自分は緑の彼派です。


brycespeed
再度、brycespeedです。

>「朝の光」へと向かうその過程が永遠

単純な言葉で申し訳ないですが、すごく良いと思います。雪の降らない星の2人もそんな世界を目指してたのではないでしょうか?


それと、補足させて頂きたかったのが麻枝さんの死生観についてです。

丁度よい考察対象になりそうなものが

・Angel Beats! 13話Cパート
・human
・沙耶ルートED
・Shine Days
・蒼の夢

の5つが顕著だと思われます。
つまり、人間は転生し、再び人間として生まれる(可能性が高い)。
ただし、その場所は別の星であるかもしれない。

そして、今回の海賊王と同じような部分を探しますと、

「さあ走り抜けろ 昨日と今日 まだ見ぬ未来へとGo!!」-Shine Daysサビより

の部分ではないかと思われます。

この部分を上手く捉えるためには
昨日…生前の世界
今日…死後の世界
未来…転生後の世界
とこんな当てはめ方が良いと思います。
ちなみに昨日を前世、明日を未来とする考え方は平安時代か、それより前からあるそうですよ。

と、終わりの惑星からだいぶ逸れてしまいましたが、
麻枝さんの過去の楽曲からアイデアを引っ張って来る、というのも新たな発見があって非常に面白いですよ!


それでは、長文失礼致しました。





せれーで
brycespeedさんへ

コメントありがとうございます!!返信が遅れてすいませんでした。実は麻枝さんの死生観については楽曲すべてを考察しきってから最後に惑星の考察と共におこなうつもりでした…(; ・`д・´)あくまで今回の「とある海賊王の気まぐれ」においては少し触れておく程度、という感じでご容赦ください(;^ω^)個人的にはAngel Beats!作品におけるテーマと楽曲の歌詞について触れる予定だったのですが前作のLoveSongから引っ張ってくるのもおもしろいですね…考えておきたいです。出来るだけ皆さんが触れたことがある過去作品を引っ張ろうかなーと思ってたので。

転生…についてなんですが、この「惑星」が滅んでしまった時、果たして転生は叶うのか、というのが重いんですよね。生命はどこに転生するのか。もしかしたらこの舞台はその転生を許さないがための「終わり」なのかもしれないなと少し考えてみちゃったり。もちろん「惑星」自体の「終わり」こそが「始まり」を呼ぶという説も自分の記事で以前取り上げてみたのですが、13曲描き終えたときもう一度考えたいと思います。貴重なご意見ありがとうございました!!

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コメント
この記事へのコメント
どうもbrycespeedです。コメント遅くなってすいません。
とある海賊王の気まぐれ、考察お疲れ様でした!

海賊王はやはり、最後が意見が割れるところですよね。


自分は海賊王とあたしによる「緩やかな自殺」だと考えています。
そもそも2人で海賊としてやっていくのは無理がありますし…
トラック2,7,9と同様のこと(今を幸せにして、未来を諦めた)を二人でしたとのかなと。

ただ、「朝の光」は悲しいワードではないと考えています。
一応、自分的には朝=明日=来世という意味で捉えて、来世への希望だと思っています。
他の曲でいうと「蒼の夢」のラストの方「春の日差し」という言葉に置き換えられるのではないでしょうか?

文章が下手で申し訳ないです。
それでは、また次も期待してます!

P.S  この曲の戦闘シーン2分39秒辺りに叫んでる声が某ヒゲのおっさんにしか聞こえないのですが、せれーでさんは如何ですか…?

2012/05/29(Tue) 23:07 | URL  | brycespeed #-[ 編集]
brycespeedさんへ

コメントありがとうございます!!海賊王はアルバム全体の曲の1つである役割?という繋がりが一番見出せない曲ですね。独立した曲なイメージが強いです。

二人での旅立ちがたとえ緩やかであったとしても「自殺」では決してないと自分は思います。自ら命を絶つその行為は麻枝さんがすべての作品を通して貫いているポリシーのようなものだと捉えていますから。ですが確かに彼らがこのまま惑星の終わりまで生きていられたかというと疑問ではあります。そうですね。brycespeedさんのおっしゃる通り惑星の破滅に関係なく今を幸せに過ごす非常に前向きな彼らの共通した生き方に由来するものなのだと思います。

語弊があったのならすいません。自分は「朝の光」へと向かうことを後ろ向きな意味合いで書いたつもりはありませんでした。自ら命を絶たず愛する二人で過ごすその時間は見えるとも分からない「朝の光」へと向かうその過程が永遠であるかのような表現であると捉えています。来世への希望…確かにそれはおもしろい考えですね。「今」を精一杯生きようとする彼らの生き方にも少なからず合致します。この海賊王の世界で日というものが照らされていたのかが分からないんですよね。「きみのairplain」では太陽が地を照らしているということはないようですが、果たして同一の惑星での物語と考えていいのか。

え!?ぼ、某ヒゲのおじさんというのは赤い帽子をかぶった彼、でしょうか...この声は女の人の声なのかなぁ....と思っていたのでおっさんの声....ですかね(;^ω^)?? ちなみに自分は緑の彼派です。
2012/05/31(Thu) 21:41 | URL  | せれーで #-[ 編集]
再度、brycespeedです。

>「朝の光」へと向かうその過程が永遠

単純な言葉で申し訳ないですが、すごく良いと思います。雪の降らない星の2人もそんな世界を目指してたのではないでしょうか?


それと、補足させて頂きたかったのが麻枝さんの死生観についてです。

丁度よい考察対象になりそうなものが

・Angel Beats! 13話Cパート
・human
・沙耶ルートED
・Shine Days
・蒼の夢

の5つが顕著だと思われます。
つまり、人間は転生し、再び人間として生まれる(可能性が高い)。
ただし、その場所は別の星であるかもしれない。

そして、今回の海賊王と同じような部分を探しますと、

「さあ走り抜けろ 昨日と今日 まだ見ぬ未来へとGo!!」-Shine Daysサビより

の部分ではないかと思われます。

この部分を上手く捉えるためには
昨日…生前の世界
今日…死後の世界
未来…転生後の世界
とこんな当てはめ方が良いと思います。
ちなみに昨日を前世、明日を未来とする考え方は平安時代か、それより前からあるそうですよ。

と、終わりの惑星からだいぶ逸れてしまいましたが、
麻枝さんの過去の楽曲からアイデアを引っ張って来る、というのも新たな発見があって非常に面白いですよ!


それでは、長文失礼致しました。


2012/06/03(Sun) 18:48 | URL  | brycespeed #-[ 編集]
brycespeedさんへ

コメントありがとうございます!!返信が遅れてすいませんでした。実は麻枝さんの死生観については楽曲すべてを考察しきってから最後に惑星の考察と共におこなうつもりでした…(; ・`д・´)あくまで今回の「とある海賊王の気まぐれ」においては少し触れておく程度、という感じでご容赦ください(;^ω^)個人的にはAngel Beats!作品におけるテーマと楽曲の歌詞について触れる予定だったのですが前作のLoveSongから引っ張ってくるのもおもしろいですね…考えておきたいです。出来るだけ皆さんが触れたことがある過去作品を引っ張ろうかなーと思ってたので。

転生…についてなんですが、この「惑星」が滅んでしまった時、果たして転生は叶うのか、というのが重いんですよね。生命はどこに転生するのか。もしかしたらこの舞台はその転生を許さないがための「終わり」なのかもしれないなと少し考えてみちゃったり。もちろん「惑星」自体の「終わり」こそが「始まり」を呼ぶという説も自分の記事で以前取り上げてみたのですが、13曲描き終えたときもう一度考えたいと思います。貴重なご意見ありがとうございました!!
2012/06/09(Sat) 11:41 | URL  | せれーで #-[ 編集]
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